米ボーイングは増益、商用機の納入増寄与

23日 ロイター] – 米航空機大手ボーイング(BA.N: 株価, 企業情報, レポート)が23日発表した第2・四半期決算は、商用機の納入増が寄与し、52%の増益となった。

同社は通年の利益見通しも引き上げた。 純利益は16億5000万ドル(1株当たり2.24ドル)。前年同期は10億9000万ドル(同1.41ドル)だった。 年金などを除く1株コア利益は1.67ドルから2.42ドルに増加した。

商用機の納入数は最新鋭中型機「787ドリームライナー」30機を含む181機と、7%増えた。同社は標準型のドリームライナーをやや拡張した「787━9」を第2・四半期に初めて納入した。 売上高は1%増の220億5000万ドル。

だが6四半期ぶりにアナリストの平均予想を下回った。 トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめた市場予想は、1株利益が2.01ドル、売上高が222億3000万ドルだった。

商用機部門の売上高は5%増加する一方、防衛・宇宙・安全保障部門は5%減収だった。 6月末時点の受注残は4400億ドルで、第2・四半期開始時点から変わらずだった。 ボーイングは2014年のコア利益について、1株7.90━8.10ドルとの見通しを示し、従来予想の7.15━7.35ドルから引き上げた。

米アップル4─6月期は予想下回る6%増収、中国販売は好調

[サンフランシスコ 22日 ロイター] – 米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)が22日発表した第3・四半期(4─6月)決算は、売上高が6%増の374億ドルと、市場予想の約380億ドルを下回った。 同四半期のスマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)「iPhone(アイフォーン)」の販売台数は前年同期比13%増の3520万台だった。

時間外取引のアップル株は0.8%安の94ドル。粗利益率は予想を上回る39.4%と、前年同期の36.9%を上回った。

製品コストの低下やパソコン「マック」の販売増加などが寄与した。 純利益は12.2%増の77億5000万ドル。1株利益は1.28ドルで、市場予測の1.23ドルを上回った。

1株利益の伸びは過去7四半期で最高となった。 タブレット型端末「iPad(アイパッド)」の販売は1330万台と、市場予測の1400万台超を下回った。

価格が相対的に安い他社のアンドロイド端末との競争が激しさを増した。 <中国販売は好調> 大中華圏の売上高は28%増と、競争激化にもかかわらず好調だった。 アナリストとの電話会議に出席したティム・クック最高経営責任者(CEO)は、中国販売について「正直、驚いている」と発言。 ルカ・マエストリ最高財務責任者(CFO)がインタビューで明らかにしたところによると、中国のiPhone販売は約48%増、マックの販売は39%増加した。 同CFOは、中・長期的な成長戦略にとって中国は欠かせないと指摘。

中国の携帯電話大手、中国移動との提携が「非常に素晴らしい滑走路になる」との認識を示した。

コラム:自社株買いで投資家の期待つなぐアップル、待たれる新製品発表

[ニューヨーク 22日 ロイター BREAKINGVIEWS] – アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)が新製品の発表に向けて投資家の期待をつなごうとしている。第3・四半期(4─6月)決算はまたしてもほどほどの伸びにとどまったが、キャッシュフローは驚くべき高水準を誇り続けている。

同社が新たな必携デバイスを間もなく公表するなら、自社株買い戻しによる浮動株数の減少が株価上昇に手を貸すかもしれない。

アップルの第3・四半期の売上高は前年同期比6%増の370億ドルだった。タブレット型端末「iPad(アイパッド)」事業は販売台数が9%減少してやや期待を裏切り続けた。しかしパソコン「マック」の販売が堅調だったのは救いだ。マックの販売台数はiPadの3分の1だが、平均的なマックの価格はiPadの約3倍であり、利益率は非常に高い。

しかしこうした事象も、アップルの売上高の半分以上を占めるスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」に比べればかすんでしまう。iPhoneの販売台数は中国で48%も増え、他の新興国での旺盛な需要にも支えられ、全体として13%増加した。

iPhoneが生み出すキャッシュフローを利用し、ティム・クック最高経営責任者(CEO)は過去1年間で配当支払いと自社株買いに400億ドル以上を費やしているが、さらに約200億ドルを自社株買い用に積み立てた。 6%という増収率は巨大企業としては悪い数字ではないが、投資家は腕時計やテレビ、その他の新製品を待ちかねている。

クックCEOは電話会議で数多くの革新的商品を用意しているとの約束を繰り返したが、いつもの同社らしく、その内容や時期の詳細は曖昧なままにした。 一方、アップルは過去1年間で株式の約6%を買い戻した。1650億ドルに及ぶ手元資金はなおも拡大を続けているため、さらに買い戻しを拡大する余裕はある。クックCEOの指揮下、心地よい緊張が高まりつつある。しかもアップルの時価総額は巨大だが、割高感はさほどない。消費者と投資家をうならせるのは容易な業ではないが、株式数が圧縮された今、その機は熟しており、あとは腕時計型の「iWatch」ほか、人気デバイスの登場を待つだけだ。

アップル株上昇、新型iPhoneの価格維持へ期待

アップル株上昇、新型iPhoneの価格維持へ期待 23日 ロイター] – 23日の米株式市場で、アップル<AAPL.O>の株価が一時3%超上昇した。

第3・四半期の粗利益率が上昇したことを受け、年内に発売が予定されている新型「iPhone(アイフォーン)」の価格を維持できるとの期待が高まった。

前日発表した第3・四半期(4─6月)決算では、粗利益率が39.4%と、前年同期の36.9%から上昇。7━9月期は37─38%の伸びになるとの見通しを示した。

証券会社少なくとも6社が目標株価を最大12ドル引き上げ、最高123ドルとした。

マッコーリー・キャピタルのアナリストはノートで「焦点はiPhone6」と指摘。ウエアラブル(身体装着可能な)端末の腕時計型「iWatch」も年内の発売が見込まれているが、出荷される台数は限られるとの見通しを示した。

アナリストは、アップルが9月に4.7インチのスクリーンを搭載した新型iPhone、11月頃に画面サイズ5.5インチのスマートフォン(多機能携帯電話)とタブレット端末の要素を併せ持つ「ファブレット」と発売すると予想している。

BMOキャピタル・マーケッツのアナリストもノートで「画面の大きなiPhoneは、アップルの強みであるソフトウェアなどと相まって、高い評価を得て、販売台数押し上げにつながるだろう」との見通しを示した。

ホンダ NSX 次期型、ついにあらわる…独ニュルブルクリンクで開発テスト

ホンダが2015年の発売に向けて、開発中の次期ホンダ(アキュラ)『NSX』。

同車のテスト車両が、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースに現れた。 画像:ホンダ (アキュラ)NSXコンセプト これは7月22日、オーストラリアの自動車メディア、『Auto Guide.com』が伝えたもの。

同メディアの契約カメラマンが、ニュルブルクリンクをテスト走行する次期NSXのプロトタイプ車の撮影に成功。

同メディアが、その画像を公開している。 次期『NSX』には、直噴V型6気筒ガソリンエンジンをミッドシップに搭載することが決定済み。

これに、エンジンをアシストするモーターと、2個のインホイールモーターを組み合わせた新世代ハイブリッドシステム、「スポーツハイブリッドSH-AWD」を採用する。

トランスミッションは新開発のデュアルクラッチ。V6エンジンが後輪を駆動し、前輪左右にインホイールモーターを組み込んだ4WDハイブリッドとなる。

また、直噴V型6気筒ガソリンエンジンは、2個のターボチャージャーで過給。

排気量を縮小しながら、パワーを引き出すダウンサイジング・コンセプトが導入される。

今回、同メディアが公開したプロトタイプ車の画像は、車体に厳重な擬装が施されている。それでも、以前のコンセプトカーと比較すると、ボンネットやバンパー、サイドスカートのデザインが、小変更されているのが確認できる。